チワワドラのテレビドラマ愛好世界 驚異的TV視聴率70パーセント 東京五輪で国民を奈落地獄に落とす電通の伝説プロデューサーを公開いたしました。
今回は電通 岡田三郎 日真名氏飛び出す 影山泉 東京五輪 過労死 安倍晋三 イチロー 松井秀喜 国民栄誉賞 全382話 ラジオ東京テレビ 推理小説ブーム 多羅尾伴内 金田一耕助 視聴率70パーセント テレビ視聴率調査 特別機動捜査隊 鉄道公安36号 JNR公安36号などが登場しています。
実は上記の推理小説ブームは日本だと超御大俳優の多羅尾伴内、初代の金田一耕助から始まり、少年探偵団や明智小五郎を経てキャラクター劇に要素も強めの現在のアニメの「名探偵コナン」にもつながっています。この真実の一端をご存知でしょうか?
裏通り記事の本記事「記念碑的Gメン題材『にっぽんGメン』と各代表作の流れ 超御大と大物後輩」のスタートです。
前回のテレビドラマ「Gメン」の新しい旅たちを祝う 進化と衰退の隣り合わせの武器 - チワワドラのテレビドラマの裏通りたちで登場の女優たち、木の実ナナ、片平なぎさ、泉ピン子もGメン題材のテレビドラマに主演していました。さらに細部に迫りましょう。
2000年代までにGメン題材はさらなる細部化が進み、男性俳優では大映テレビとTBSのコンビで1986年の刑事ドラマ長編「美に捧げる犯罪」(主演は宇津井健)は助演で麻薬Gメンが登場、ジャニーズの山下智久の主演の『クロサギ』(2006)では部分的に建築Gメンが登場するなど、部分的にGメンが登場している場合もあります。
Gメン題材のテレビドラマは映画時代からテレビドラマへと長年にわたって多種多彩な要素で」作られ、1980年代までは1時間枠の連続テレビドラマで男性俳優が主演や主要をほぼ演じ、女性のGメンはほぼ助演で描かれていました。
簡単な日本のGメン題材の代表作の流れ
Gメン題材を数投稿にわたって取り上げてまいりましたが、まとめとして日本のGメン題材の代表作の流れを振り返っていきます
・実に簡単な日本のGメン題材の代表作の流れ
長編映画 片岡千恵蔵の「にっぽんGメンシリーズ」(1948~1951)3作 日本初のGメン題材定着作としても知られるヒット作
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長編映画 東映の「Gメンシリーズ」(1948~1973) 計15作 「にっぽんGメンシリーズ」(東横映画⇒東映の前身)などを含む 片岡千恵蔵を初代に、鶴田浩二、梅宮辰夫、千葉真一などの映画主演スターでGメン映画を四半世紀の約25年間にわたってリレー
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1時間枠のテレビドラマ『Gメン'75』(1975~1982) 計355回 何度も刑事を変えながら丹波哲郎、若林豪などが全体的に出演のヒット、Gメン題材のテレビドラマでもっとも話数、本数が作られた。
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2時間枠の長編ドラマ『万引きGメン・二階堂雪』 主演は木の実ナナ 1998年~2011年 20つの長編、Gメン題材の長編ドラマシリーズ最多本数と年数の約13年間を記録のヒット
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2時間枠の長編ドラマ『カードGメン小早川茜』 主演は片平なぎさ 2000年~2005年 8つの長編 『万引きGメン・二階堂雪』に次ぐGメン題材の長編ドラマシリーズを記録
テレビドラマのGメン題材にも多大な影響の『にっぽんGメン』
映画『にっぽんGメン』(1948)から始まる映画「にっぽんGメンシリーズ(1948~1951)がなければテレビドラマGメン'75』(1975~1982)や『万引きGメン・二階堂雪』、『カードGメン小早川茜』はなかったかもしれません。もう一度最後に少し振り返りたいと思います。
戦後の最初の刑事映画『にっぽんGメン』(1948)の主な出演俳優
主なキャスト 片岡千恵蔵(江藤実=江藤部長刑事 )、月形龍之介(藤沢刑事部長)、鈴木伝明(曾我部貞一)、大日方伝(金森警部)、藤井貢(古川久夫)、伊沢一郎 (白石譲治)、折原啓子(たか子)、杉村春子(おとよ)、杉狂児(甲野金治郎)、加東大介(加藤警部補)、市川春代(秋月ナオミ)、美ち奴(特別出演) 監督=松田定次
『にっぽんGメン』(1948)Gメン映画、刑事映画、刑事題材で初のオールスター作品、以前は役名を取り上げていませんでしたので今回は取り上げます。
戦前は時代劇中心、戦後は時代劇と現代劇の無双俳優として大活躍、映画主演350作俳優の大巨星の片岡千恵蔵が江藤実という役柄を演じ潜入捜査、その実態は江藤部長刑事(Gメン)を演じて主演
主演110作、上位助演400作近い超大名優の月形龍之介は藤沢刑事部長を演じ、戦前の現代劇主演スター大日方伝は金森警部、元前進座の名優の加東大介は加藤警部補を演じています。その他、鈴木伝明、藤井貢や市川春代の戦前からの映画スター、舞台大名優の杉村春子や戦前から活躍の国民的歌手の美ち奴ら他も超豪華の12スターの集結です。
2作目の1950年『にっぽんGメン 第二話 難船崎の血闘』は片岡千恵蔵と市川右太衛門の二大御大のダブルキャストを軸(競演)にしたオールスター現代劇巨編、”一般社団法人日本映画製作者連盟”のホームページに公開当時の貴重な映画ポスターが残されています。非常に良いポスターです。
気になる方は一般社団法人日本映画製作者連盟の映連データベースの検索窓で検索してみてください。『にっぽんGメン』のページには”その後4作が製作された”とありますが、これは間違いです。
『にっぽんGメン』と『やくざ対Gメン 囮』
残念ながら『にっぽんGメン』『にっぽんGメン 第二話 難船崎の血闘』のポスターはGメン題材や日本映画に貢献した伝説的作品でありながら出回っていないため、下記を選びました。
avapo8 劇場映画ポスター :菅原文太 梅宮辰夫、松方弘樹【やくざ対Gメン 囮おとり】
麻薬Gメンの活躍を描いた1973年の映画『やくざ対Gメン 囮』は梅宮辰夫の麻薬メン、やくざ幹部の松方弘樹を主軸に菅原文太は上位助演で出演し、麻薬グループボスの李忠信を演じています。菅原文太が香港人役を演じているのは珍らしい。
超御大片岡千恵蔵の『にっぽんGメン』の流れはテレビドラマ方向へ大きな影響が存在していますが、『やくざ対Gメン 囮』は映画方向の影響作の一つで、後輩たちが彼の流れを継いだといえます。